X JAPAN新曲「Jade」「Scarlet Love Song」
我が最愛のバンド、X JAPANが新曲を2曲、iTunesの配信という形でリリースされた。配信のみというのは残念に思うファンも多いだろうが、たった200円でX JAPANの新曲を1曲楽しめるので、きちんとアルバムがリリースされるのであればこの形も大いにありだと思う。昔はCDシングルで1曲のために1000円払っていたのだから。この金額の差は、いかにCDをプレスや印刷などをして流通させるコストが高いかを物語っていると言えよう。
さて「Jade」は、2009年のライブで初公開された、バラードの美しさとロックのへヴィさを兼ね備えた名曲であり、制作中の世界デビューアルバムの1曲目になるという。そして「Scaret Love Song」は映画「ブッダ」のテーマソングということで、Buddha-mixとなっており、アルバム収録されるとしたらまた違うアレンジになる可能性が高い。2曲とも新たなX JAPANの楽曲として、過去の名曲にも劣らぬ美しさ、クォリティを持っており、またTOSHIの歌唱は、歌唱力の向上はライブでも確認できていたが、解散前の楽曲よりも更に高い声で歌うパートがあり、10年間の詩旅はまさに無駄ではなかったという進化を見せているのが嬉しい。
Jade
いかにもYOSHIKIが作りそうな感じのへヴィなリフから、妖しさを感じるAメロ、壮大なBメロ、高揚感溢れるサビメロという構成に加えてストリングスを多用したサウンドが、曲のテンポは全く違うながらも「DAHLIA」の流れを汲んだ曲とオレは感じた。YOSHIKIは速いドラムを叩けなくなりスローテンポの曲ばかり作っている?と思う人もいるかもしれないが、よく聴くと激しいプレイ、複雑なプレイが、ソロパートを中心に聴くことができ、ドラマーとしての輝きも失ってはいないと感じる。最後のサビメロ、アコースティックギターが入ってくるパートから盛り上がっていく様は圧巻で、これぞX JAPAN、YOSHIKIが生み出すドラマティックな世界だと感動した!
Scarlet Love Song
今までのX JAPANのバラードには無い感じの少しまったりとした雰囲気の曲だが、じっくり聴きこむとYOSHIKIの生み出した音楽そのものという感じで非常に感動した。最高の聴きどころが、サビメロの後に来る、TOSHIが過去最高とも言えるハイトーンで歌い上げるパートだ。ファンなら気づくだろうがこのパートのメロディ、コード進行は「The Last Song」のHIDEが奏でた最後のギターソロのメロディと似ている。たまたま似たものとなってしまったのかもしれないが、ファンとしては、X JAPANとしてHIDEの肖像などを使用できなくなったことで、YOSHIKIが敢えてHIDEを想起させるものを楽曲の中にメロディとして込めた、という想像をしたい。
