「Ride The Sky」と「紅」のギターソロ
面白い動画を見つけた! X JAPANとHELLOWEEN、両者のファンは楽しめることだろう。以前どこかでHELLOWEENの「Ride The Sky」のギターソロとXの「紅」のギターソロ前半は似ているという話題が出ていて、聴いてみると確かに似ている構成を持っているなという感じだったが、そこまで酷似しているほどではない、と思った。
しかし最近見た下記の動画を見てみてほしい。HIDEとPATAが奏でるツインギターのメロディがHELLOWEENの「Ride The Sky」のギターソロに、これこそ「酷似」しているではないか! と笑ってしまった。
「Ride The Sky」が入っている、HELLOWEENの「Walls Of Jericho」がリリースされたのは1985年の12月、そして1987年の紅では、1986年に紅でイングヴェイ風のソロを決めていた(下記動画)ギタリストが脱退、HIDEが加入している。それに影響されたHIDEかYOSHIKIがこのギターソロの構成とメロディを思いついたと考えられなくもない。HIDEはGAMMA RAYが好きだったらしいし、またYOSHIKIは初期HELLOWEENを聴いていたらしいから、その可能性は高いかもしれず、アルバム収録版ではこの酷似したメロディではないので、さすがに似すぎていると思ったのかもしれない。
もしそうだとしても、オレのYOSHIKIあるいはHIDEに対する評価は変わることはない。現代の作曲家は、どんな優れた作曲家であっても、自分が影響を受けた楽曲、フレーズを無意識に使用することがあると考えているからだ。現代のロック、ポップスは、無から新たなメロディやアレンジを創造するというよりも、頭の中にある音楽的引き出しを無意識のうちに開いて、そこから新たな楽曲を生み出すことが殆どだろう。
現代の作曲家たちが、クラシック音楽の巨匠たちのようなオリジナリティ溢れるメロディをなかなか作り出せないのは、様々な音楽を聴いたことで、頭の中にメロディ進行に関する固定概念と言えるものが作り出されてしまっており、その中で曲を生み出さなくてはならないからだとオレは思う。



