10日ほど前に当ブログでレビューしたOPERA MAGNAの2ndアルバム「POE」収録の10曲目「La Caida De La Casa Usher」がオレにとってあまりにも理想的なファンタジック・クサメタルで毎日欠かさず聴いている。最初は2曲目がキラーチューンだと感じていたが今はこの曲が大好きだ。その大好きなポイントを今日は書いてみようと思う。
全体の曲調としては、先のレビューにも書いたが、FAIRYLANDの「Of Wars In Osyrhia」を彷彿とさせるファンタジー風味満載のメタルで、楽曲の構成、アレンジ、そしてメロディ全てがオレの興奮のツボを抑えてきてくれて喜ばしい限りのものとなっている。
劇的なイントロのツインリードから速いバッキングギター・スウィープのフレーズが入る緊張感のあるイントロに続くは、フックのあるアレンジのAメロだ。美しいストリングスのメロディと共に流れるようにBメロへつながり、そして絶妙のタイミングでコーラスが切り込んでくるという展開に既に悶絶!
2度目のAメロは、ギターのバッキングが変化しているのがポイントで聴き飽きさせない工夫と言えよう。それに続くBメロを巻き舌で締め、伸びやかな入り方で壮大なコーラスのサビメロへと突入する。RHAPSODYのようにサビメロの裏でブラスが鳴り、コーラスと裏メロのストリングスは極めてファンタジックな絡みを聴かせてくれる!
間奏はシンプルであるがその後のフレーズに絶妙なつながりを見せるパートからはじまり、そして次に美しいメロディをスウィープのフレーズが彩る。ギター・キーボードソロもよく練りこまれたフレーズで曲の一部となっている。個々のメロディの悶絶度は高くはないかもしれないが、全体の一部として聴くとこれほど洗練された間奏はなかなか無いと言えよう。
間奏が終わると、A、Bメロのあとサビメロを2度繰り返すのだが、繰り返し時のサビメロの入り方がまた気持ちを高揚させてくれ、曲のエンディングをより高いテンションにもっていってくれるのだ! そしてイントロのメロディを再び演奏し曲は終わりを迎える構成も素晴らしい。随所に作曲者の拘りを感じられ、真剣に素晴らしい音楽を生み出したいという願いが結実した名曲だとオレは感じている。皆もじっくりと味わって聴き込んでみよう!
OPERA MAGNA 「La Caida De La Casa Usher」


