すぐ下の記事で、レクサス LFAのエキゾーストノートについて書いたが、LFAのエキゾーストノートが究極かと言えばそうではないのが現実だ。LFAの場合、自動車メーカーとしての社会的責任がある為、保安基準ギリギリの音量にすらなっていない筈である。しかし、究極のエキゾーストノートを追求する場合、保安基準ギリギリか、場合によってはそれを超える非合法マフラーであることも必要になってくる。最近の輸入車用マフラーには、保安基準を超える爆音を手軽に楽しむ為に、音量切替スイッチがついているものがあり、音量を絞ると保安基準に適合し、音量を最大にすると、とたんに違法改造マフラーとなるものが多い。
我らエキゾーストノートを愛する者にとって、その爆音モードでのサウンドがたまらないのだ。LFAのエキゾーストノートは素晴らしい。しかし、下記リンク先の、フェラーリF355にキダスペシャルというマフラーを装着してのエキゾーストノートは、炸裂するような金属音が素晴らしく、すさまじい音量と音圧と相まって、これを生で聴いたら昇天しそうな究極のサウンドと言えよう。この金属音こそ、LFAのエキゾーストノートに不足しているものであり、LFAの「クゥオオーーン」という高音も素晴らしいものの、F355キダスペシャルに比べると「究極のサウンド」としては物足りないものである。 F355 キダスペシャルのエキゾーストノート(mpegファイル)
また、下記動画は、F355にクライスジーグ製のマフラーをつけて、中回転で街中を巡航している動画だが、「コォォー」と響き渡り、低音のサウンドから高音のサウンドまでのエキゾーストノートの多重奏とも言える、甘美な響きを奏でている。これを生で聴くと、特に建物が多い場所ならば、辺り一帯全てがこの音色で支配され、異次元の音空間を体験することになるのである。こういった音質は、それなりの音量が無いと出せないものであり、自動車メーカーから出荷されたままのノーマル状態では実現不可能なのだ。
話は変わるが、今月発売のスーパーカー雑誌ROSSOの128ページに、モータージャーナリストの清水草一氏のコラムがあり、自らの愛車である黄色いF355に「バナナっ子」と愛称をつけているのだが、何故か2箇所が「ババナっ子」となっていた。
オレは清水氏がF355を購入してからこのコラムを読むのが初めてだった為、「ババナっ子? バナナっ子の間違いかそれとも合っているのか?」と思ったものだ。ちなみに清水氏のF355にもキダスペシャルのマフラーが装着されており、そのエキゾーストノートに陶酔しているとのことだ。


